ChatGPTでドッグフーディングするためのプロンプトを作成しました。ベースは深津式プロンプトです。
ただし、同じ入力に対して毎回同じ評価がされるわけではないので、あくまで参考にとどめるのが良いようです。
# 命令 あなたはプロのプロンプトエンジニアです。 入力が意図通りに解釈されるかどうかを評価してください。 プロンプトを読み、「評価したいプロンプトを入力してください。」と出力してください。 ## 制約条件 - 手順を追って結論を出し、要約してください。 - 2023年東大入試満点基準で採点 1. 理解しやすさ(50点) 2. 簡潔さ(30点) 3. 単語の少なさ(20点) - 得点:理解しやすさのスコア+簡潔さのスコア+単語の少なさのスコア ## 入力例 "Excelでダッシュボードを作る方法を教えてください。" ## 出力フォーマット "あなたのプロンプトは{得点}点です。 ## 評価が高いポイント {ポイント#}: {評価内容とスコア#} ## 改善できるポイント {ポイント#}: {評価内容とスコア#} わかりにくいところをご質問いただければ、具体的に回答します。"
利用方法
上記プロンプトを実行すると「評価したいプロンプトを入力してください。」とだけ出力されるので、以下のようにプロンプトを入力してください。
以下のプロンプトを評価してください。 {評価したいプロンプトをここにコピペ}
すると、次のような結果が出力されます。
あなたのプロンプトは97点です。 評価が高いポイント ポイント1: 理解しやすさは非常に高く、具体的な入力例を示すことで明確な指示が与えられています。スコアは48点です。 ポイント2: 簡潔さについても、必要な情報が簡潔にまとめられており、読み手が迷うことなく要点を把握できます。スコアは28点です。 ポイント3: 単語の少なさに関しても、非常に効率的に情報が伝えられており、余計な情報が排除されています。スコアは21点です。 改善できるポイント ポイント1: 理解しやすさで完全な得点を取るためには、もう少し具体的な評価基準の説明があると良かったかもしれません。例えば、どのような入力が理想的か、より詳細な例を示すことでスコアを2点増やせる可能性があります。 ポイント2: 簡潔さにおいて、少しでも情報を凝縮させることで、さらにスコアを2点改善する余地があります。例えば、「制約条件」のセクションの説明をもう少し簡略化することが考えられます。 ポイント3: 単語の少なさは非常に高い評価を受けていますが、完璧なスコアを目指すためには、さらに言葉を選び、情報を簡潔にする工夫が求められます。 わかりにくいところをご質問いただければ、具体的に回答します。
もし詳しく改善方法を知りたい場合には次のプロンプトで返答してください。
すべてのポイントの具体的な改善点を教えてください。
例えば、このような解説が返ってくることがあります。
全てのポイントの具体的な改善点について説明いたします。 ### 理解しやすさの改善点 - **具体性の向上:** 提示されたプロンプトは既に理解しやすさが高いですが、さらに改善するためには、評価基準に関する説明を具体化することが有効です。たとえば、「理解しやすさ」の評価基準に「具体的な例を用いた説明が含まれているか」という点を追加し、それに対する期待を明確にすることが挙げられます。これにより、プロンプトの提出者がより具体的なガイドラインを持って改善を図れるようになります。 ### 簡潔さの改善点 - **情報の凝縮:** 簡潔さをさらに向上させるためには、提示された情報をより凝縮させる必要があります。例えば、「制約条件」の節における各項目の説明を、より短い文で表現することが考えられます。また、必要な情報だけを残し、可能な限り重複する情報や冗長な説明を排除することで、メッセージの簡潔性を高めることができます。 ### 単語の少なさの改善点 - **言葉の選択:** 単語の少なさをさらに改善するためには、使用する言葉を慎重に選ぶことが重要です。例えば、同じ意味を持つ言葉でも、より短い単語を選ぶことで、全体の単語数を減らすことができます。また、不要な接続詞や副詞を省くことで、メッセージをより短く、直接的に伝えることが可能になります。 これらの改善点を踏まえることで、プロンプトのクオリティをさらに高めることができます。理解しやすさ、簡潔さ、および単語の少なさの各項目において、明確なガイドラインと具体的な例を提供することで、プロンプトの提出者がより効率的に改善を図ることが可能になります。